二冊の本。 wizzplanning, 2013年5月31日2024年4月9日 最近本を読むペースが異常に早くなった。 1日に1冊くらいのペースでいろんな本を読んでいる。(仕事がヒマだから?) いろいろ身の回りで考える事があって、活字に活路を見出しているのかも…。 昨日と今日読んだこの二冊、結局同じ事を言っている。 『奇跡のリンゴ』は、6月に映画が公開される実話で、リンゴ農家が不可能とされた無農薬栽培に挑戦して何年もかけて成功させた話。 リンゴ栽培に農薬を使わないと、あっという間に害虫と病気でリンゴの木が枯れてしまう。でも農薬は害虫や病気に効果がある代わりにリンゴの木に対しても『毒』なので、少なからず影響が出る。この考え方を根幹から覆した実話は本当に感動もの。 『どうせ死ぬなら「がん」がいい』は、コンビニで売っていたので面白半分で買ってみた。 がんに対する考え方が根幹から変わる内容だった。人はがんで死ぬのではなく、抗ガン剤や手術などの「がん治療」によって死ぬのだそうだ。抗ガン剤は『劇薬』で、がん細胞よりも先に正常な細胞を殺してしまう がんの手術、手術自体が人工的な「大怪我」なので、人間の体に与える負担が半端無い、と。ガンを早期発見することで逆に必要無い治療をしてしまって死なずに済んだ人まで死んでいるという話は恐ろしかった。 この二冊の本は、農薬にしても抗ガン剤にしても、結局「毒を持って毒を制す」的な対処は間違っていると言う事を書いてあった。 人生観というか、死生観も変わるような考え方だった。 深いね。 未分類