歩車(自転車も含む)共存という意味。 wizzplanning, 2013年2月4日2024年4月8日 今日は第3回中心市街地駐輪場整備計画検討委員会の会議。 この会議では、駐輪場を整備する上での基本方針を発表し、パブリックコメントを受け付ける。 『歩行者と自転車が共存する人にやさしいまち』 ちょっとこのフレーズに違和感を覚えたので、議論を投げかけた。 周南市では、中心市街地の将来像を「歩いて暮らせるパークタウン」という『パークタウン構想』を掲げている。 ここでさらに歩車共存&歩行者と自転車が共存となると、結局何がしたいのか?わからないようなイメージになってしまう。 ヒトも車も自転車も、みんなが共存して安全で楽しい市街地なんていう夢のような世界なんて実現できるの?と思ってしまう。 他にも、中心市街地における自転車利用を道路交通法的に見ると、銀座通りは非常に矛盾しているのだ。 道路交通法では、自転車の通行帯はあくまでも『車道』なので、完全に車道と歩道がセパレートされている銀座通りでは、自転車は歩道を「乗って走る」ことができない。道路標識でも、きちんと表示されている。 今回の中心市街地駐輪場整備計画では、まず銀座通りに分散型の駐輪場を設け、さらに銀座通りの歩道に、自転車歩行位置の表示を明示する計画になりつつある。 冷静に考えたら矛盾している。絶対に矛盾している。 パークタウン構想を推進するなら、中心市街地(要するに街のど真ん中)には自転車を乗り入れない!という割り切った考え方が必要だと思う。 あの銀座通りの歩道を、自転車でバンバン走り回られて「ヒトに優しい」街が出来るワケない。 未分類