虹とナベヅル。 wizzplanning, 2012年11月15日2024年3月7日 嬉しい事があった日は、なんかじっとしてられない。 夕方、今期二度目の八代にツルの撮影に行ってみた。今年は二羽の放鳥ヅルを合わせて10羽のナベヅルが八代の空を舞っている。そのうち一羽は行方が分からなくなっている。ひょっとして出水に飛んで行ってしまったかも、というのが見方だが、無事かどうかが心配なところ。 今日は八代のツル監視所に着いた瞬間に『完璧な虹』が八代の空に展開した。 今日はツルがメインだったので望遠中心のレンズ構成で、広角レンズが無かったので、この完璧な虹の全部を収めきれなかった。この虹、ダブルリングなので、この外側にもう一本あったのだ! ツルの監視所には、必ず数名のアマチュアカメラマンの方が待機している。毎日朝から晩まで写真を撮っている方も居る。そういう方々と仲良くなると、ナベヅルのいろんな生態の勉強になる。本当に現場で観察をしている人の話は面白い。 ナベヅルは、日中は監視所から見えるえさ場で過ごし、日が暮れる頃になると「ねぐら」に帰るために飛び立つ。カメラマンは、この飛行中のナベヅルを撮るためにすごい重装備のカメラで毎日粘っているのだ。普通のカメラでは全く撮ることができない異次元の世界だ。 500mmの超望遠だけど、レンズが暗いのでカメラの感度を超高感度にしてもこれくらいしか撮れない。もっと写真のクオリティを上げようと思ったら、スポーツカメラマンが持っているようなお化けみたいな直径の望遠レンズで撮るしか方法が無い。 でもこの写真、三分一の「三」になってる! 今日は良い知らせがあったので、ツルも祝福してくれたみたいだ。 未分類