もうすぐツルの季節がやってくる。 wizzplanning, 2012年10月6日2024年4月8日 八代に取材に行った。 ナベヅルの飛来を間近に控えて、地元の方とボランティアが参加して「ツルのねぐら整備」が行われたのだが、朝8時に八代の鶴いこいの里センターに行くと、もの凄い数の人が集まっていたのでビックリした。 今までナベヅル観賞は鶴いこいの里センター隣りのツル監視所しか馴染みが無かったが、ツルは夜は「ねぐら」に帰っていくのだ。ナベヅルは警戒心の非常に強いデリケートな鳥なので、夜は山の中の水田状の水の張った場所(外敵から身を守るため)でしか寝ることができないらしい。 八代には6ヶ所の「ねぐら」があるが場所は非公開で、この写真のねぐらは報道用に1ヶ所だけ公開されているもの。我々はここしか取材できない。場所も公開できないぐらい地元の方々がツル保護のために気を遣っている現状も、今日初めて知った。 昔はここは30羽以上のナベヅルが「ねぐら」として住み着いていたらしい。 今年は何羽のツルが飛来してくるかな? ところで、今日はテレビカメラ、新聞社等5~6社が取材に来ていたが、全部取材のパターンが一緒で、ボランティアが整備(草刈り)を始めた作業風景をカメラでアップで収め、一通り写真を撮り終わると地元の方に記事取材をはじめてコメントを聞き出していた。そして全部の作業が終わらないうちに取材陣は早々と引き上げて行った。 自分は新聞社みたいな取材が目的ではなく、中山間地域の魅力をビジュアルで見せるサイトの管理なので、コメントは最小限に、しかし絵(写真)はふんだんに。 今日も高い所に登って最後まで作業を観察していた。俯瞰で見ると、いろんなことがよくわかる。 ねぐらとしてツルが使うための状態が完成。こういう絵をどこの新聞社やテレビ局も撮らずに帰って行ったけど、そんな取材でいいの? 未分類