ネガティブ道の駅 wizzplanning, 2011年6月18日2024年4月3日 西部道の駅の見直し検討会が昨日行われ、内容の一部がニュースになっていた。 「多目的ホールと飲食、販売の3施設を別々に建てるより、一つの建物にして階数を増やした方が低コストだ」 「多目的ホールについては飲食施設と一緒にした方が効率的」 「利用者のニーズはあるのか。このくらいの規模の施設ならこのくらいの人が来るという予想は危険だ」・・・という有識者の意見。 「低コスト」とか「効率的」とか、こんなネガティブな発想でモノを造ったら絶対に成功しないよ。しかも、この期に及んで、まだこんな初歩的な議論を… この先生方は、どれだけ道の駅を見て来たんだろう? 自分も全部は見て回っていないが、九州~山陰~広島方面の30以上の道の駅を視察してみて、2階建ての道の駅は見事に閑古鳥が鳴いている。 階数を増やすことは道の駅ではタブーだと思う。ドライブで疲れているのに、階段なんか登らないよ。 利用者のニーズは?・・・それは創るんでしょうが! 学校の先生は頭で考えるから、そっちの方がよっぽど危険だと思うけど、それを取り入れて道の駅の設計を変更するとしたら、本当にアウトだ。 あの鶴が羽を拡げた設計は話題性としても十分インパクトがあったけどなぁ~、あれは単なる箱モノではないですよ、良いモノにはお金がかかるんですよ、本当に残念! 「安物買いの銭失い」という結果にならないように祈る。 未分類