フィボナッチ数列とデザイン。 wizzplanning, 2011年1月11日 びっくりしすぎて感動的な記事に出会った。 今年8月の記事だが、ニューヨークに住む13歳の少年が今までの発想と全く違う太陽光発電システムを発表したという。 もう読んで行くうちに、ワクワクするような発見だ。 今までの太陽光発電のモジュールは、平面に並べるのが常識(?)となっていたが、この少年、木の枝に生える「葉」のように太陽光発電モジュールを配置した。 しかも、普通でも従来より20%も発電効率がアップし、冬の日が短い時期には50%も発電効率がアップするという。 以下記事を引用・・・・・・・・・・ 現在7年生(中学1年生)の彼は、自然からヒントを得て効率的な太陽光発電のモデルを思いつくにいたった。彼は木の成長過程に着目し、成長するにつれて葉っぱはどのように光を浴びているのかについて考えたそうだ。 その結果、木の枝葉はお互いに光を遮らないようにできており、そのメカニズムは「フィボナッチ数列」に基づいているものであることを知った。そこで、それを元に太陽光パネルを配置し、自ら作った平面パネルと比較して実験を行ったところ、発電効率は木のモデルの方が20パーセント優れており、さらに1日の発電時間も2.5倍長く稼げることがわかった。さらに冬の時期になると、発電効率は50パーセントも上回っていたのである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もう凄すぎて目からウロコが落ちまくった。 こんな記事を読むと、数学好きな自分としては、もう「フィボナッチ数列」を勉強したくてたまらない。 そしてフィボナッチ数列と「黄金比」の密接な関係まで辿り着いた。 グラフィックデザイナーなら黄金比を知らない者はいないが、フィボナッチ数列という数列式で黄金比を語れるとは… しかも、自然界の至る所に存在するモノがこのフィボナッチ数列の「数学」で説明出来るなんて、もう改めてデザインをもっと追求したくなった。 自分の中で、何かが変わった瞬間だった。 未分類