やはり現場には答えがあった。 wizzplanning, 2010年7月9日2024年4月1日 須金で最高の被写体に出会えた。 今日は歴史的にゆかりのある場所に行きたかったので、五郎丸農園の園主の高橋勝己さんにアポを取って伺った。高橋さんは須磨小学校のPTA会長でもあるのでPTA繋がりで知り合った。(なんと太華中学校の後輩だった。) 須金は歴史的には、平安時代に壇ノ浦の戦いで敗れた平家一族の落人が渡り着いた地で、中納言雅頼の子、秋月丸が父の消息を訪ねてこの地に住み着き、歌や詩が得意な文人だった秋月丸がこの地で多くの人々に慕われたという。 その秋月丸の邸跡には今は巨木があり、祠(ほこら)が残されている。 この巨木を見たくて高橋さんに「見に連れて行ってもらえませんか?」とお願いしたら、「本当に行くんですか?」という表情をされたので何故かな~と思ったのだけど、携帯用の蚊取り線香を準備されたり、虫除けスプレーを準備したりされたので、念のためクルマに積んでいたゴルフスパイクに履き替えた。その理由は後になって分かった。 高橋さんも過去に1回しか行ったことが無いくらい険しい山の中で、道無き道をかき分けながら進み、普通の靴で来たら大変なことになるところだった。 でもこんな山の中大好きなのだ。 尋常じゃないくらいの汗をかきながら目的の場所へ。 こんな斜面に秋月丸は住んでいたという歴史がここにある。もう巨木も朽ちている。 確かに神聖な「気」が漂っている。 ここに独りで来ようとしていた自分に怖くなった。まず道に迷って行方不明になったら見つからないだろう。 周辺には美しい竹林も。ここは本当に周南の秘境という言葉がぴったり。 峰畑の山の上から観ると春と秋には幻想的な雲海が広がるらしい。ここは本当に周南市か?というくらい美しくのどかな景観。 あ~行って良かった! 未分類