旧徳山市の市章を復活させたいプレゼン・・・失敗 wizzplanning, 2010年3月12日2024年4月1日 もう公開プレゼン敗戦ショックのほとぼりも冷めたので、ちょっとだけ公表。 これは非常に実験的プレゼンだったのだけど、7年前に合併によって消滅した「徳山市」の市章を「リ・デザイン」することが最大のコンセプトだった。 これは知的所有権センターにも確認したので使用については何の問題も無いのだが、自分的にはこの市章のルーツが知りたかった。いろいろ調べて、最終的に図書館で、当時(昭和28年)の市広報を探し当てた事で全て解決した。 これが昭和28年の市広報。なんと当時も一般公募だったのだ。今のやり方と何にも変わっていない! しかも賞金が当時の5000円なので、今の40~50万円くらいか。 調べ当てた時点で、この事実を知っているのは多分周南市では自分一人しかいないのではないだろうか。この事実を知っただけでも、自分的には大満足で、プレゼンの結果なんてどうでも良い気分になった。 原画に忠実に「リ・デザイン」することが、この市章をデザインした人に対する最大の敬意だと思うので、今は複雑な曲線もパソコンで直感的にあっという間に創れるが、わざわざ「計算式」で図案化した。 それに伴い、ロゴタイプも既製のフォントを使わずアナログで計算しながら図案化した。 合併して7年も経つのに、未だに周南市内のマンホールのフタは、この旧徳山市の市章。 プレゼンでも言ったが、このシンボルマークを子供に見せたら、「あっ!マンホールのマークじゃ!」って言うだろう。自分も街を歩く時は子供のような感性できょろきょろしながら歩くので、こんなのがスゴく気になるのだ。 未分類