この手の話は気をつけた方が良い wizzplanning, 2009年12月24日2024年4月1日 クライアントのA社長が事務所に来られて、自社のホームページが検索でもっとヒットするようなキーワードを入れて欲しいという相談に来られた。 なんでも、ウェブ関係のコンサルタントの講演で「キーワード」をサイトに埋め込む仕掛けをして検索エンジンにヒットするようにしないとダメですよ、ということを言われたらしい。 自分はこの手のコンサルタントが基本的に嫌いで、信用もしていない。 コンサルタントという職業を堂々と名乗ること自体が「?」とも思っているのだが、そりゃ正論を言うだけなら誰だってなれまっせ。 自分の仕事も、場合によってはコンサルティング的なこともするが、デザイナーの場合、自分が提案したことは自分で実践すべく制作が伴って、さらにそれで結果が出なければ「こいつはダメ」という烙印を押されるのだから、調子の良いことばかり言うわけにはいかない。 今日の相談の場合も、自分がコンサルだったら、「検索にひっかかることばかり小細工をしても、たどり着いた時にがっかりするようなホームページだったら逆効果、もっと言えば、検索エンジンにひっかかるホームページというのは、常日頃から内容を更新したり、ブログが頻繁に更新されていたり(ホームページは基本テキストデータなので、結局は文字が多い方が有利)、いろんな人が閲覧しているサイトは、小細工をしなくても検索で上位に来るはず」なのです。 さらに言うと、検索エンジン対策をしなければならないホームページには、ロクなのが無い!とバッサリ切り捨てたらどうなるでしょう? だってYahooやGoogleの検索のしくみなんて、誰も本当のことはわからないので、想像でしゃべってるだけのコンサルタントの話を信用するかどうかは、アナタ次第。 それよりも、まずは誰に見せても恥ずかしくないようなホームページを創る方が先じゃないのかな。 と言いながら、自分の事務所のホームページも、まだ完全にコンテンツが埋まっていなかったりして… 未分類