1日がかりのエコバスツアー

時間が足りない時期なのに、今日は周南市リサイクル推進課が主催する「ごみ処理施設見学エコバスツアー」に萩原と申し込んでいたので、1日中潰れた。

平日に丸一日かけて見学するバスツアー、まあ当然と言えば当然なのだが、参加者は大半がリタイヤしたおじちゃんおばちゃんのみ。敬老会的なノリの、実にのんびりとしたペースだったので逆に疲れた。さっさと回ったら半日で十分じゃん。

まずは周南市不燃物処分場・徳山リサイクルセンター。

ここは以前探検に来た事があるが、缶やペットボトルのリサイクル行程を見学。

この中から規格外の混入物を仕分けする作業は、非常に危険も伴う。

みんなが適当にビンやら缶やらごちゃ混ぜにして捨てると、ここで働く人の苦労も倍になる。

プレスされた缶のブロック。自分には廃棄物の塊も、またアートに見える。

ほら。

結果的に、今日の行程で一番テンションが上がった場所は、株式会社トクヤマのプラント内の廃棄物を再資源として利用したセメント工場に入れたことだった。

ここは残念ながら撮影禁止なので、あの赤い印の場所から見る未知の景観に感動した。ここはまるで違う国のようだった。 午後は下松の恋路クリーンセンターや、山口エコテックという先進施設を見学したが、完全に見学用に施設が造ってあるので、残念ながら自分には「施設が綺麗すぎて」面白くも何ともなかった。

こういうエコバスツアーの取り組みは大切だと思うが、見なければいけない人たち向けに企画しないとゴミなんて減らないんじゃない？