除幕式

超恥ずかしい。

オブジェの除幕式に製作者として出席させられた。当初は、こんなセレモニーの予定なんか無かったのだが、中途半端に「それっぽい」モノを創ってしまったので、競艇場の場外舟券売り場一周年イベントに合わせてこんな大げさな除幕式に…。

超居心地悪いよ！

朝10時過ぎの商店街は、のんた祭りの真っ最中で、歩行者天国にもなっているので人も多いのに…

じゃ～ん！オレ照れくさくて下向いてるし。

市長から感謝状の贈呈とか、制作者スピーチとか、本当に大げさにやるのよね～。しかも感謝状、現場に忘れて帰ってきた。

それはまあ無事終わったから良かったのだが、最後に非常に非常に残念なことが。

オブジェの説明を記者の方達にしていたら、一人のおっさんが「邪魔なんじゃ～！おまえら。はよ（早く）どけ～や！（除けろよ）おまえら買わんのんじゃろ～が（舟券を買わないんでしょ）ワシらが買いよるんじゃから（舟券を買ってるのだから）このボケが！」 自分が作者として紹介されたから、すべてコイツに文句を言わなきゃ気が済まん、というおっさんがいたこと。しかも酒も入っていたんだろう。 ここの場外舟券売り場の売り上げが上がるほど、この手のおっさんが増えるし、ますます公衆トイレに一般の人が入りにくくなる、という矛盾をここは抱えている。それを解消するアイデアとしてのオブジェだった。

こういうモノを街に置くと、若者にイタズラされるんだが、ココの場合は、多分酔っぱらったおっさんに壊されるんだろう。 なかなか街の中を盛り上げるのも大変だ。