喜んでくれるヒトは誰なのか? wizzplanning, 2009年6月5日2024年4月1日 周南市役所の「迷路」を整理する作業が、やっと終わりそうなのだが、それにしても地味~な作業でした。 ほとんど毎日のように行っては観察、行っては観察、市役所に来る人の導線、目的、目線を観察しながら必要最小限のサインを考える作業。 「ムダを省く」という作業はデザインを生み出す作業に似ているので、それはそれで面白かったが、市役所で働く職員の皆さんの意識までは変えられないので、あの古い建物の中でどう活きるかは少し疑問。 それがわかったのは、出来るだけ壁に紙やポスターを貼らないようにしてもらって新しい案内板を取付けた上から、もう何か紙が貼ってあったこと…。 市役所の壁面には、ありとあらゆるところにポスターを貼ってはがした「テープの跡」がまるで壁の模様のようになっている。自分にはものすごい違和感だが、中にいるとわからない。 本来ならこういう仕事は、地元の若いデザイナー達にも関わってもらいたかったが、皆こんな地味~な仕事には興味が無いみたいで残念。 市役所の中を歩くと、「ここをこうしたらいいのに」と思える事が山ほどあって、どんどん提案して下さいとは言われるものの、予算が無いと何もできなんだから複雑。 未分類