公用車はどんなふうになるのだろ? wizzplanning, 2009年1月15日2024年3月31日 周南市は今年になってあらゆるものに企業からの広告を受け付けて財政の一助にしようとしている。 特に市民の目に触れやすいクルマへの広告は、やり方を間違えると広告の意味が無くなるどころか、逆にマイナスイメージを発信してしまうという目も当てられない状況になることがある。市のクルマにも企業の広告を貼ってあるクルマがあるが、もうびっくりするくらい「ダサイ」。 よく街中を走っている営業車のなかでも、好感の持てるデザインだと会社のイメージも良くなるが、どうみても景観に対して「公害」とも見えるような、派手を通り越して気持ちの悪いクルマ。多分、運転している人は嫌だろうな~と余計な心配をしてしまう。 昨日の新聞に、周南市長の公用車への有料広告の記事が載った。 エスティマハイブリッドの前後/左右/天井のスペースへの広告。側面全部ならば年間252,000円なので、月当たり20,000円。普通の会社が新聞や情報誌に広告を掲載することを考えれば安いものだが、市長公用車は周南市の広告塔にもなるのだから、慎重にデザインしてほしいと思っている。多分、広告を出す企業はクルマ全体のイメージなんか考えないはずだから、エスティマの側面に思いっきり社名をデカデカと貼るのか…想像しただけでも恐ろしい。 広告の真価って、ただ社名を目に触れさせるという単純なものではなくて、「何だろう?」とか、思わず二度見するような面白いビジュアルを見せる事で、見る人の記憶の中に潜在的にイメージや社名を(さりげなく、されど強烈に)植え付けるという、レベルの高い役割を担っている。 せっかく市長公用車はハイブリッド車なのだから、それに見合うようなハイブリッドな広告展開をしてほしい。 ちなみに自分がデザインしたら、こんなのが出来上がるかな。 企業名なんか、ほんの小さく掲載したほうが奥ゆかしくて良い企業イメージが伝わり、なにより楽しくないと! 未分類