三つの話題 wizzplanning, 2008年10月23日2024年3月31日 懐かしい人が訪ねてこられた。 宇部空港を拠点とした航空写真専門のセスナのパイロットをされていたT嶋幸治氏。自分とは「幸治」が一緒なので、幸治繋がりで仲良くなった。 何度か航空写真の仕事を一緒にして、撮影の時にはセスナにも乗せてもらったりした。 この度宇部の拠点が無くなって、今は愛媛航空のパイロットとして山口にも航空写真のネットワークをつくりたいという事で、過去のクライアントをカメラマンと一緒に回っているという事だった。 航空写真の需要は掘り起こせばまだまだあるはずだし、自分もクライアントにアイデアを出す時、常に上空からの映像や写真を頭に思い浮かべる。何か一緒に出来そうな、可能性を感じた。 T嶋氏とは「幸治」の話でいつも盛り上がる。名前の意味(漢字)を他人に説明する時に、自分は「幸福の幸に明治の治」と説明するのだが、T嶋氏はパイロットという職業柄、外人に説明する事が多く、「ハッピーエンド」と説明するらしい。うまい!そうか、オレもそれでいこう! という会話を事務所で女房が聞いていて、「おとうさんの自由な人生にぴったりだね」と皮肉たっぷりに言われてしまった…。 そんな話をしながら、夕方からは山口放送でラジオ番組の収録。今日の今時親父ネタは「褌(ふんどし)」。ふんどしは、ちょっとこれブームになりそうでっせ!さっそく自分もネットで購入し、今日の収録はふんどし着用で望んだ。男子の下着として、ふんどしほど理にかなったモノは無いそうだ。 そんな収録が終わり、事務所に帰って調べモノをしているとまた頭に来るような情報に遭遇した。 年賀はがきが無料になるサービス「tipoca」。要は、シークレットタイプの圧着ハガキの中面の広告を企業が負担し、その年賀はがきは無料なのだという。コレを考えた会社は、毎年発行される40億枚の年賀はがきを何とかビジネスチャンスに繋げられないかと考えたという。1年に1回の親しい人への年始の挨拶という気持ちのこもった年賀状を商売のネタに使うなんて、ちょっと自分には信じられない。その社長は若かった。またそのサービスに乗っかって、たかだか50円の年賀はがき代をケチって、縁もゆかりも無い会社の商品を広告する片棒を担ぐ人がいる(いないことを願う!)のも悲しい。そして、自分がもしこの広告付きの年賀状をもらったら、出した人の常識を疑ってしまうだろうし、年賀状って数年間は保管しておくものだから、何年か経ってまた見直した時に、時代遅れの広告を見て二度がっかりするだろう。そしてその広告の企業イメージも下げてしまうのだ。 年賀状の意味を、きちんと親から子へ、子から孫へと伝えていかないと。これは日本独自の文化のはずなのに、なんちゅう事をやるんじゃ。 本当に、こんなサービスは非常識!という世の中にならないと、何でもあり、儲かるなら何やってもOKの無法状態になるんじゃないかな…。 未分類