ネクタイ wizzplanning, 2008年3月12日2024年3月31日 周南市が合併5周年を記念してネクタイ&スカーフを創ることになり、途中いろいろ経緯があったが、デザイン協会の周南地区のメンバーでデザインを担当させてもらうことになった。 有志が7名各々デザインを持ち寄り、持ち寄ったデザインを理事のメンバーでまず検討したが、いまひとつ「ネクタイ」としては新しくない。せっかくデザイン協会が提案するのだから、クオリティとアイデアが新鮮でないと。 数十点のデザインを9案まで調整した。 そして理事メンバーでいろいろ話し合った時に偶然出たアイデアをどうしてもカタチにしておきたかったので、最後は自分が手を動かして10案目を創った。(結局半分の5案は自分の案なのだが…) そして今日は市長へのプレゼンの日だった。 市長とお会いするのは数年ぶりで、周南市長になってからは初めてだった。周南市の街づくりにデザインの力は大切だという認識は非常に強く持っておられた。 特に今は街の「色」が暗すぎて、もうすこし明るくしてくれよ!と逆にエールを送られた。 今回のネクタイも、案を出す前から「市役所の職員も、もうちょっと明るい色のネクタイしないとダメだよね~」と釘を刺されたので、「これは古い発想のネクタイは無しだな」と予感した。 案の定、10案を順に並べる端から、「普通」っぽいモノは目もくれないで片っ端から落としていく。 結局、自分が10番目にデザインしたものに即決した。黄色いヤツ。それを創っていなかったら、次点はウチの萩原のデザインした、徳山動物園の「つよし君」をモチーフにしたネクタイになっていた…。 「このくらい派手じゃないとダメだよ!」だって。 この市長、おそるべきリーダーシップ。 でも今日がデザイン協会にとって市のプロジェクトに参画する記念すべき日になりましたね、これからどんどん参加して下さいよ!と非常に嬉しい表現を頂いた。 未分類