さすがのB&O wizzplanning, 2008年2月14日2024年3月31日 これから長~いお付き合いになりそうな防府市の不動産会社に、これから先の提案書を持って打ち合わせに行き、朝の9時から午後3時までお邪魔してしまった。 この会社のi社長と話していると本当に時間があっという間に経ってしまう。今日は美味しいお弁当まで用意して頂いていて、社長も最初からやる気満々だった。 常日ごろから「ホスピタリティー」を信念にされているだけあって、前回の打ち合わせの時には昼食を用意できなかったので申し訳なくて、と言われ今日は昼食を一緒に頂いた。言葉通りホスピタリティーをひしひしと感じた。 そしてちょうど今日、このi社長が広島の某旅館で設置してあるのを見て感激してすぐに取り寄せたというB&O(正式にはバング&オルフセン)社のCDプレーヤーが届いたので、お弁当を食べる時に音楽でも聴きましょうという事になった。 このB&Oは、デンマークのブランドでトレンディードラマのセットには必ず使われるぐらいデザインが秀逸で、国産のオーディオブランドとは完全にコンセプトが違う「持つ喜び」を感じられる数少ないブランド。CDトレイの開き方からして、びっくりするぐらい意外なのだ。 だが、意外なのはそれ以外にもあった。箱から出して、電源ケーブルを繋いで、、電源ボタンを押して、(電源ボタンがまたものすごく意外な位置にあったりする)普通はCDをセットすると音楽が再生されるハズが、ピクリとも動かない。大の大人が3人で寄ってたかっていじくり回しても全く動く気配なし。(この時点で自分は、これ初期不良品じゃないか?と思った) 剛を煮やした社長が販売店へ電話をすると、同胞の説明書の中に個別の製品専用の盗難防止のための解除キー(パスワード)が書かれたライセンスカードがあるので、そのパスワードを手順を踏んで入力しないと動かないそうなのだった。 確かに説明書には、「あなたがこの製品に命を吹き込む…」みたいなシャレた言葉が書いてある。 すげ~えな、ここまでこだわるか!って感じ。日本のメーカーなら考えられない。こんな面倒くさい作業をさせた段階でクレームの雨あられだろう。 モノづくりに対するプロダクトデザイナーのこだわりが感じられた瞬間だった。 未分類