ホンマに世の中自分の事しか考えてない大人が多過ぎる。
サラリーマン時代に自分で勝手に作った法則「嫌な事でも進んでやるかやらないかで4倍効率が違う」が蘇った。
サラリーマン時代、自分は社員会という組織(この会社は労働組合が無かったが、それに似たような組織)の議長をやっていた。だれもがやりたがらない役である。600名ほどの会社の社員の不平不満、要望などを聞いて会社と交渉するのだ。
これを自分の本来の仕事以外の時間にやらなければならなかったし、すごいストレスだった。この議長をやるのは貧乏くじを引いたようなものなので次年度に引き継ぐ時に誰もやりたがらない。結局これを3年間やった。
でもこの3年間で自分のボランティア精神(自己犠牲の精神)が確立した。
そして自分の中で4倍効率の仕組みができた。
(1)嫌な事(マイナス)を、いやいやする(マイナス)と、マイナス×2
(2)嫌な事(マイナス)を、進んでする(プラス)と、プラマイゼロ
(3)好きな事(プラス)を、いやいやする(マイナス)と、プラマイゼロ
(4)好きな事(プラス)を、進んでする(プラス)と、プラス×2 結果、
同じ事をするのでも(1)と(4)では4倍効率が違うのだ。
だから、一般的にみんなが嫌がる事(今でいえばPTAや山口県デザイン協会の役職)を引き受ける時(声がかからなかったら別だが…)には絶対に喜んで承けることにしている。
先日も周南市のPTA連合会の会長の選出に関しての会議で、集まっているメンバーが皆一応に自分が断るための口実を並べ立てて、話し合いが超後ろ向き状態。こんなのが一番嫌い。そんなら私でいいですよ、と必ずなってしまう。誰かがやらなきゃいけないんだから、もう少し進んでやりましょうよ!
しかし事は自分だけの問題でなく、中学校からは「勝手に会長を受けられても困ります」的な小言を言われてしまった。会長を受けると同時に事務局もやらないといけないので、学校にものすごく負担がかかるので出来れば避けて欲しいそうだ。 あ~あ、またネガティブシンキングかよ!
こうやってどんどん世の中のやる気の芽が摘み取られていく… 子どもに手本を示さなければならない教育現場でさえ、この有様。 毎日の仕事の現場では、これに私利私欲がからみついて、もう人間不信に陥りそうなのである。