年末愚痴シリ~ズ!その1 wizzplanning, 2007年12月27日2024年3月31日 長いこと仕事をやっていると、こんな年の瀬もある。 制作費が払えないクライアント。 これ、いろんな理由があると思うが、見ていて「これじゃあお客さんが増えないだろう」と思うものの、これ以上深入りしたらこっちも危ない。 デザイン制作物へのお金のかけ方も中途半端、支払いもルーズ、スタッフがコロコロ入れ替わる。etc. 今日また別のクライアントから意味不明なFAXが。ある健康商品のパッケージを数年前にデザインして、今回内容が少し変更になったので全体をリニューアルしたデザインで印刷する寸前だった。ところが、今回市から助成金が出る事になったのでU市内の業者でやるようにクレームがついたからという断りのFAXだった。 市の助成金って何なんだ?この商品のコンセプトやデザインに関しては何の思い入れも関わりもない市内の業者を潤わすためのお小遣いか?こっちはクルマで片道1時間半もかけて何度も打ち合わせに行ってパッケージのデザイン/撮影まで・・・もう愚痴になるのでやめるけど。 もう行政側の無知さには呆れて話にならん。結局助成金を払うためには相手先が市内の業者に限るという「手続き」のために、デザインなんか何でもいいというバカ丸出しのお役所思考。結局この製品が売れようが売れまいが関係ないのだ。 でも悲しいのは、助成金が出るからといってパッケージの制作費がタダでできると喜ぶ社長。自分とは何年間もの付き合いだったが、もうおしまい。金の切れ目が縁の切れ目とは本当に良く言ったものだ。 今回も、リニューアルしたデザイン料なんかもう請求しようとも思わないが、一応電話で真意を確かめて「今までのデザインは使えませんよ。同じデザインも使ったらダメですよ」とだけ釘を刺しておいた。 タダで創ったパッケージのものが今まで以上に売れるとは思えない。 未分類