落とし穴 wizzplanning, 2007年12月19日2024年3月31日 せっかく中学校の広報部のお母さん方が慣れない編集作業をして創った広報紙が刷り直しになってしまった。 DTP作業をしたのは自分なのだが、漢字の変換ミスを2ヶ所やらかしていた。1年間で一番忙しい時期の8ページ広報紙、それもほとんどボランティアに近い作業は、デザインなんかむちゃくちゃにしても3日間ぐらい時間をとられてしまう。もう校正なんかやってる暇はない。 一応広報部の方の目で校正をしてもらい、学校にもカンプを見せているのに、元原稿が間違っていたりして小さいところが6ヶ所ほど修正が必要なところが発覚。 よくあることなので全く動揺もしないのだが、本気で校正してくれていたら…と、いつも思う。 結局、OKを出した側にも責任があり、こういう時は悪者探しをすることよりも、善後策を考えるべきなのだ。 自分「もう刷り直す時間がないから一枚正誤表を付けましょう。」 学校側「そんな体裁の悪いことできません。印刷費がかかってもいいから刷り直します。」 自分「まあそれならそれで」(体裁悪いか~?いかにも広報部みんなでがんばったんだからいいんじゃないか?) 学校「それよりも、この各高校の制服のイラストなんですけど、これは○○○という高校受験の情報雑誌のものらしいんですが、勝手に使ったらまずいんじゃないかと先生方が言ってます」 自分(プッチ~ン!)「先生、その○○○、私が全部編集してデザインした雑誌だからイラストも使うんです。著作権なんか何の問題もありませんので」 学校「え!そうだったんですか。それは素晴らしい」 何が素晴らしいんかさっぱりわからんが、後になってから重箱の隅をつつくようなあら探しをされて著作権の何たるかも知らないのに変な疑惑の目で見られて非常に感じ悪い。 広報部長のお母さんは責任を独りで感じて泣きながら電話で謝ってこられた。それでなくてもPTAの広報部は他の役員の何倍も大変なのに…。 そもそも、PTAの広報紙はPTAの予算の中から創っているのに、最後の最後に学校側の意向が反映されるというのがいかがなものか。 大黒ねずみに持たせる小道具として、おもちゃの打ち出の小槌を探してみたがどこにも売っていなかった。結局創った方が早かった。 未分類