元気の源 wizzplanning, 2007年12月6日2024年3月31日 明日に繋がるエネルギーの源は、クライアントが喜んでくれる顔を見るに限る! 昨日の夜、新規開業されるクリニックの先生のお宅(すごい家!)で打ち合わせ。開業が3月だったので、随分前にシンボルマークだけ決めてから先生も自分もお互いにのんびりしてしまって、もう建物の建築が終わってしまっていた。 今回は、途中で一度、ロゴマークの別な提案をして頂けないか?との打診があったので、どうしてかな~?と思っていたのだが、昨日の打ち合わせで判明した。 通常の流れで行けば、ロゴマークのデザインを決めてからサイン類のデザインもやるつもりでいたのだが、住宅メーカーお抱えの看板屋さんが、一度決めたロゴマークを使って全くピント外れのサインのデザインを提案していた。こうやったらダメでしょ!の教科書みたいなサインで、デザイナーの意図を全く無視していたので、これでは何科かわかりにくく、もう少し診療科がわかるようなロゴマークを、と考えるのも無理は無い。 おまけに既製のサインをベースに使おうとしていたので、さらにバランスが悪かった。 自分の経験上、カタログに載っているようなサインは少量生産でもともと値段が高く、そんなのをベースにするよりも、デザインした意匠図を元に素材を選んで組み上げた方が安くていいものが出来る。サインは病院の「顔」なのだから、本体の建築以上にこだわってほしい。 原因が判明したので、今後のサイン類の進行の仕方を十分話して、昨日はMacBookを持って打ち合わせに行ったので、「こんな感じの方がいいでしょ」と、その場でサインをデザインして見て頂いた。この病院のシンボルマークを創る段階でサインのイメージも考えていたのだが、あまりにも見せられたパースのサインが「?」だったので、方向転換して、品良くスッキリながら思い切ったデザインにした。 瞬間にもう奥さんがすごく喜んでくれて、一瞬にしてにクリニックのイメージが決定した。 あんまり喜んでもらえたので、自分も元気になった。 未分類