本物のおもてなしのショールーム wizzplanning, 2007年10月12日2024年3月31日 すごくいいものを見せてもらった。 自分が脱サラする前の会社はブログの内容や最近のウェブサイトの制作実績等でバレバレなのだが、トヨタカローラ山口という自動車販売会社、ここの宣伝マンだった時代に自由にやらせてもらった経験が今の自分を支えていると言っても過言ではない。 退職して10年間は距離を置いていたが、最近声をかけて頂くので販売の現場も定期的に見て回っている。 今日は防府山口方面の店舗に伺ったが、防府西店で非常に嬉しい現場に出くわした。ここのショールームのディスプレイはスタッフの女の子が企画して社員が製作する。いつ来ても楽しくて新しいPOPやディスプレイなので「ホンマに自分たちで造ったんかいな?」と思っていた。それぐらい作品の発想と出来映えが素人の域を超えている。 今日は、明日からのイベント「新型ルミオン発表会」用の新ディスプレイを事務所の奥で製作中ということなので覗かせてもらった! 女子社員が描いた設計図を元に、店長とスタッフが材料のコンパネを加工していた。多分この店を訪れるお客さんのほとんどは、このディスプレイを店長自らが率先して造っていることを知らないだろう。 もう感動したので店長に、「この情景ボクのブログに載せていいですか?」と言ったら、「店長がこんなことしてるのが本社に知れたらマズいだろ」と遠慮されたが、勝手に載せました。 これぞ「仕事」ですよ!売る為の仕事!明日に繋がる実のある仕事。もうホンマに感動しました。数字をいじくったり部下を叱ったりするだけが店長の仕事じゃないはずで、客商売として一番大切な「お客様に喜んで頂くため」の仕事。それも安い材料費しかかけられない(らしい)ので、使うのはアイデア(頭)と自分たちの腕のみ。 今日のディスプレイも、完成形はかなり大きいものになりそうだったが、これ数十万円の価値がありまっせ! 下の写真は今日ショールームでお客さんをお迎えしていたディスプレイだが、絶対手作りとは思えないですよ、コレ。自分もこういうモノを造るのは大好きなので、「価値」がよくわかる。 コレ、絶対誰でも出来るもんじゃない、好きじゃないと。結局「ヒト」なのだ。こういうことを進んで企画する社員も素晴らしいが、やらせてくれる上司(店長)も素晴らしい。店長自ら手を動かしてくれるのだから。 そして、この素晴らしい店のイメージ、雰囲気が結局は会社の評価を上げることに繋がる。 未分類