岐山会総会物語-1 wizzplanning, 2007年2月6日2024年3月31日 毎年、お盆に合わせて母校徳山高校の同窓会「岐山会」が盛大に開催される。 1000人以上が出席するこの岐山会総会の企画演出雑用までを「当番期」といわれる学年がやることになっていて、今年がその年になっている。自分は33期だが、26期、10期、そして一番下に45期という4世代構成で実行委員会が構成される。 今年最大の難問が持ち上がった。お盆の期間に、会場を予定している周南市総合スポーツセンターでボリショイサーカスの公演が決まった。当然使えない。1000人以上収容出来る会場は他にない。 日程をずらすか…。そうすればお盆に帰省する同窓生は参加出来ない。 そこでスーパーウルトラプラン(自分で言うだけ!)を考えた。 徳山高校全体を会場に使うというアイデア。昔は、高校の体育館でこの岐山会が開催されていたが、入りきれなくなって今のようなアリーナを会場にしたと云う経緯がある。当時の体育館には冷房がないのでホースで体育館の屋根に一日中水を撒いて冷やしたという話も聞いたことがある。 新しい体育館にも冷房はないが、昨年、教室には冷房が完備された。ここを使うのだ。岐山会総会の会議だけを体育館で行い、すぐに各教室に移動する。お年寄りは1階の教室に。若くなるに従って上の階へ。 この高校は、中庭を取り囲むように校舎が建っていて、中庭にステージを造れば四方から見えるし演出もやりやすい。何より、母校の同窓会を母校でやるのだから懐かしさが全然違う。メリットを挙げればキリが無い。 「学校で飲食」をすることの是非はあるが、学生が飲食をするわけではないのだから、なんとか実現出来ないものか。 実現不可能な案を出しても意味がないので、企画書を創って昨日学校に持ち込んだ。 先生の第一声が、「そりゃ~無理ぃや!』でも内容を話すと、「面白いのー!そりゃー確かに面白いが、やっぱり無理じゃろう。教室は使えんじゃろうが、ここをこうやると出来るかもな」 可能性がゼロでない限りプランを見てもらおうと思い、今日の各期の代表が集まる合同会議に資料として企画書を添付した。学校の方も、しかるべき立場の方に相談して頂いたが、「無理!」という返事だった。そこに理由はない。 学校だから、前例がないから…。 前例がないからこそ、前例を作れば良いのに。前例を一度作ったら、後の後輩達がものすごくやりやすくなるのに。半ば諦めていたが、絶対に会議に出席した30名以上の方が、面白いプランだと思ったはず。企画が勝手に一人歩きして、「出来る」雰囲気になることのみを期待する。 結局、 岐山会総会は日程をずらしてスポーツセンターで開催することになったが、自分たちの期のテンションは低い。 自分はまだあきらめてはいないが… ここで同窓会をやりたい… 未分類