新体制へ。 wizzplanning, 2007年1月17日2024年3月31日 山口県デザイン協会の会長を降りた。 というか次期役員改選で、新理事の中で立候補者が他にいたので、自分からはあえて立候補しなかった。 この2年間の自分の力不足もあるが、この団体の長を勤めるのは並大抵の事ではない。 本音は、いまの理事会のメンバーでもう1期、今度こそ本当の改革をしたかったので、あと2年は会長をやるつもりで腹を決めていたが、立候補者が出てくるという事は、その人なりの今の体制に対する思いや不満があったのだろう。自分が対立候補として立候補していれば、結果は違っただろうが、この2年間の会長職の大変な思いが走馬灯のように頭をよぎった。 もう一つ重要なポイントがあった。デザイン協会の運営は、事務局の役割が非常に大事で、県からの情報の窓口の機能や会員とのコミュニケーション、会議・総会の運営等、それはそれは片手間で出来るような役ではない。そして、社団法人になってから今まで専務理事として事務局長を努めていたH氏から、次期以降の退任の意思を伝えられていた事も気になっていた。事務局の大変さは、本人と会長しかわからないだろう。事務局が仕事をサボると、会が全く機能しない。 自分の性格からして、事務局としてデザイン協会を支える方が合っているという思いもあり、会長が代わるのなら次期は事務局役を、ということを皆に伝えた。 ところが、新会長に決定したK氏は、事務局は距離的に近い方がいいという意向で、同じ地区の理事を指名した。これで一気に冷めた。これ以上は書かないが…。 今でも、デザイン協会の事は誰よりも愛しているし、会長の肩書きなんて大して重要じゃないのでこだわる気もサラサラ無い。山口県のデザイン業界を盛り上げる事が一番大事な事なので、事務局それで大丈夫か?という心配だけが残った。何か、足下をスコーンとすくわれたような感じ。 と同時に、今まで会長職だったエネルギーを本業に注げるようになった安堵感も湧いてきた事は事実。 未分類