モデルチェンジ wizzplanning, 2006年10月11日2024年3月31日 カローラがフルモデルチェンジした。 大衆車のモデルチェンジとしては異例の6年という長いサイクルで。サラリーマン時代には、2回ほどフルモデルチェンジの販売企画を担当したが、カローラといえばトヨタの代名詞、絶対に失敗することは許されなかった。 最近のクルマの主流は、1000ccクラスのコンパクトモデルかミニバン、この2つの流れしか売れないと言い切ってもいいくらい2極化している。 今回のカローラも、見た瞬間、これも売るのに苦労するだろう…と思った。それでもカローラだけは、何が何でも売らなければならないというトヨタの十字架を背負っている。記者発表の場に、トヨタ自動車の社長は当然としても、木村拓哉まで引っ張りだしてきたトヨタのやる気が感じられる。 キムタクといえば、初代RAV4のイメージキャラクターで、ターゲットとしてはズバリ合っていたが、カローラとキムタクはちょっと無理があるんはないか?モデルチェンジ前もCMに出演していたが、2モデル続けてCMキャラクターというのも異例で、トヨタのような超優良企業でさえキムタクのイメージに頼らなければこのクルマは売れないということを物語っている。もうカローラのユーザーも50代、60代が中心になっているのだ。 カローラの名前を捨てることが出来た時が、本当にトヨタが世界一になる時かもしれない。 未分類