写真の話 wizzplanning, 2006年8月22日2024年3月30日 パソコンの普及がデザインのクオリティを下げる原因になったことは紛れもない事実で、「便利なもの」と「良いもの」は違うということを認識しておかないといけない。 そうはいってもまだ誰もがデザイナーになれるわけではないが、デジタルカメラの発達は、やはり写真のクオリティを著しく下げている。誰もが「撮る」という行為を出来るだけに、たちが悪い。 パンフレットやホームページ用に、自分で撮ったひどい写真を持ってこられると、とても悲しくなる。特にデジタルカメラの場合は、小さなカメラのモニターで確認すると、まず奇麗に写っているように見えるが、拡大してみると確実にブレている。まあ写真の場合、手ブレとか以前に、何を伝えたいのか、撮りたいのは何なのか?空間を切りとるという意識を込めてシャッターを押しているか?いろんな事を考えながら撮らないと、人に何かを伝える写真にはならないので、デジカメが簡単に画素数ばかり増えて手軽になればなるほど、プロと素人の差はぐ~んとハッキリとつく。 先日も、母校の同窓会の記録写真を撮っていた時、自分達の同期の集合写真なので、先輩がシャッターを押してあげようというのでカメラを渡したところ、「モニターに映ってないよ」って…。 以前カメラをよく知らない女性には言われた事があったが、男性にまで言われた。一眼レフ、っていうか基本的にカメラってファインダーで覗いて見るものでしょ! 未分類