覚悟の再確認

デザインを愚弄する人は、たとえクライアントであっても許せない。

最悪の場合喧嘩別れになろうとも、譲らない覚悟なんてとっくの昔にできている。

デザインの世界にいる以上、アイデアや創造物にお金を払おうとしないクライアントに媚びるくらいなら、死んだ方がマシ。 大きい声で威嚇されたり、恫喝されたって、そんなものは屁のつっぱりにもならん。

男が40も半ばにさしかかると、もう後戻りは出来ないし、これからも平坦な人生なんて送れそうににない。上がるか、下がるか、しかないか…。 それくらいの出来事があったが、逆に肝が据わった。

少し前にPTAの広報部のお母さんに、この世界に入った経緯を聞かれた事があっていろいろ話したら、「三分一さん幸せな人生ですね」と、そんな事初めて言われた。そして「いい奥さんですね」とも言われた。確かに、女房子供を抱えて家のローンまで背負って夢を追いかけて脱サラし、ある意味好きな事を仕事にしている。普通ではあり得ないらしいし、それを許す奥さんが凄い！そうだ。

今日は偶然にも、10年前脱サラするまで勤めていた会社の副社長から久しぶりに電話があった。ちょっとした用だったが、何か昔を思い出した。彼の右腕になっていれば、今頃はどうなっていただろう。そのオファーを断って独立したので、初心に戻って頑張れ！ということか。