住宅のチラシをつくるなら wizzplanning, 2006年2月23日2024年3月30日 ひとつハウスメーカーのチラシの制作を受けている。 最近よくあるパターンだが、今まであまり個人住宅をやっていなかった建設会社が住宅部門に乗り出すので、個人住宅向けに「なんとかホーム」とかイメージを一新して告知するタイプ。 立ち上げてからまだ2.3回しかチラシも折り込んでなくて、全く新しいイメージを打ち出して欲しいということで依頼を受けた。 販促計画を聞くと、当面はチラシのみらしいのだが、チラシを2、3回続けてやってその気になるのは当事者だけで、たいして効果なんてないんだけど。 確かにそのチラシは、地元の印刷会社が制作したということで、どこにも新しいイメージは無く、いろいろコピーも入っているが、何の感情も起きないし、よく言えば良いとこ取り、悪く言えば紙面を埋めただけ。 これではプレハブメーカーの練りに練られた広告戦略に勝てるはずも無く、打ち合わせの時には、チラシをつくるだけお金の無駄ですよと喉元まで言葉が出かかった。 住宅の施工方法や使用する材料はどこも一緒で、今回は建築家が設計するということだけがウリ、しかも「なんとかホーム」の「なんとか」の部分も、ちょっと勘弁してくださいよ~くらいの安易なネーミングで、ネットで検索すると既に10社以上同じ名前があった。商標登録もされてあり、下手に目立つとまずいことになる可能性もある。 中途半端なイメージを打ち出してもしょうがないので、ここ数日悩んでいたが、バッサリ今まで見たことが無いようなチラシでいくことに方向性を決定した。 最初に見たらびっくりするだろうが、これが受け入れられなかったらしょうがない。 チラシは目に留まらなければ存在意味が無いのだから。 未分類