かけがえのない友人達 wizzplanning, 2005年11月12日2024年3月30日 今日は月に1回の、同級生との飲み会の日。 「ガロア会」という名前で、もう20年ぐらい飽きもせずに続いている。 徳山高校時代から、勉強以外のことで目立っていた連中ばっかりだが、悪友の絆は強く、本当によく毎月集まってむちゃくちゃ飲む元気があると思う。 実は自分は、この「ガロア会」のメンバーじゃなかったら、今だにサラリーマンをしていたはず。 10年以上前から、このガロア会という同級生の会にはサラリーマンはほとんど居ず、何故か経営者や手に職を持つ者、親の事業を次いだ者ばかりだった。当時の自分は、サラリーマンの未来に不安を感じていて、同級生の前では仕事の愚痴ばかりこぼしていた。友達の有り難いところは、平気で人の心の中に土足で入り込んでこれるところで、「おまえ、いやなら辞めればいいじゃろ~が!」これが究極の答えだった。 当時から今のデザインの仕事を本業にしたかったので、会社が嫌で辞めるわけではなかったが、女房子供と家のローンを抱えての脱サラは、さすがに勇気が必要だった。 会社を辞めてデザイン事務所を起こした後のガロア会では、「辞めろ辞めろ」と無責任なことを言った張本人は、「え!本当に辞めたんか?よぉ辞めたのー」だって…ええ加減にせぇ! そんなこんな経緯がありながら、このガロア会の会長もずーっとやらされて、多分死ぬまで続くだろう。 固定のメンバーは13名だが、会社の経営者、役員はもちろん、医者、弁護士、建築家、神社の神職、社労士、そしてデザイナーの自分と、超個性派が揃っている。銀行マンのMが最近辞めたがっているので、今度は自分が「辞めろ辞めろ!」とはやし立てている。 この歳(43歳)になると、みんなそれぞれの分野で地位を築いているので、面と向かってあからさまに批判されたりバカにされたりすることはまず無い。ところが、これが一番勘違いするところで、同級生の良いところは、社長だろうが弁護士だろうが、「おまえは間違っている。」とハッキリ言えるところ。とくにこのガロア会の場合は、酒が入るので、さらに本音のぶつかり合いになり、殴り合い寸前、あまりにも騒がしいので店から叩き出されたことも。 でも自分としては、人間として大人としてのバランス感覚を確かめる貴重な時間となっている。 飲み過ぎて次の日が台無しになる欠点を除いては… 今日も、今から出かけるのだが、妻からはいつものように「飲み過ぎないように」と釘を差されたが・・・ 未分類