愛・地球博に失望 wizzplanning, 2005年8月28日2024年3月29日 愛・地球博。入場料4600円払って、歩いただけだった…。 最初、駅に降りて入場券を買うまではガラガラだったので、「少なっ!」と思ったのだが、結局どのパビリオンに行っても本日分の整理券の配布が終了していて入れなかった。 仕方なくインド館とか中国館とか入ってみたが、ただのおみやげ物売り場中心の物産展と化しており、何のコンセプトも感じられなかった。 しかし、会場の中は広さだけは広い。 きらら博もそこそこ広かったが、そんなレベルではない。 至る所に休憩所や、暑さ対策で周回道路には霧を常に放出するシステムとかの特色があったが、結局1日だけ来ても何も見れないし、そうかといって何日もかけて滞在して見て回るほどの博覧会には感じられない。 最近の博覧会は、環境とかリサイクルとかを考慮するので、施設自体が壊しやすいように、再利用しやすいように造ってあって、なんか興ざめしてしまう。 1970年の大阪万博の太陽の塔は万博を象徴するようなシンボルで、今でも残っているくらい価値のあるものだった。 愛・地球博の場合は?世界一の万華鏡?当然中には入れなかったが、何か貧乏くさい建物で、特別見る価値も無しといったところだった。 一応ぐる~っと回って見た感想は、何と飲食店が多いことか! 飲食物の持ち込みは禁止になっているからかもしれないが、万博と言うよりも世界の屋台博。 例えば家族4人で愛・地球博で1日過ごして、普通におみやげまで買ったら、5~6万くらいかかるんじゃないかな?それで何を見たかって言うと、パビリオンに並んでいる人の行列を見て歩くか、辛抱強く並んで有名なパビリオンを1個だけ見るか、もう諦めて世界の変わった食べ物を食べる。そしてお父さんは芝生で寝る。そんな光景が至るところで見られた。 大阪万博を経験した世代としては、何故あんなにうきうきした感じがしないんだろう?インターネット時代で、これだけ世界が近くなって、もう万国博覧会でもないだろう… 少なくとも、博覧会の会場で外国の物産展のワゴンセールは無いだろう。 未分類