助成金って誰のためのモノ? wizzplanning, 2005年5月7日2024年3月29日 精密部品加工会社の社長と会社案内パンフレットの打ち合わせ。 半導体製造装置の部品製造・車両部品等の精密機械加工を得意とする会社で、私の知らない世界だった。 前にも一度、スタッフの萩原と打ち合わせに行ったときも、材料のアルミのブロックが無造作に転がっている工場を見学させてもらって、何かワクワクするものがあった。 世代的に、子供の時はプラモデルで育った世代なので、機械モノには目が無く、造ったり壊したりするのが大好きで、中学2年の時に夏休みの自由研究で造った航空母艦(当時の資料から自分で図面を描いて骨組みから製作し、艦載機を格納する電動エレベーターまで再現した300分の1の模型)は、今でも実家に飾ってある。 その精密機械製造会社は、半導体やパソコンの部品を造る機械のラインの部品を造る会社なので、縁の下の力持ちという存在だが、何か別の可能性があるような気がしてしょうがない。 6月に東京ビッグサイトで開かれる、機械要素技術展というイベントに出店するのに、県からパンフレット印刷費の補助が(少し)出るらしい。 この会社の社長と話す中で、助成金の話になった。 中小企業なら、どこも助成金や補助金の事を知らない方はいないが、実際に申請出来た会社は一部で、その手続きや基準のわかりにくさに辟易している話の方がはるかに多い。 私も過去に助成金の申請の申込みのために県の機関に行ったとき、あまりにもわかりにくい申請要領や、担当者ののんびりと間延びした説明、その手続きをするために何日も手を煩わされる時間的ロスを考えると、その時間を本業に費やして頑張った方がまだええわ!と憤慨したことがある。 助成金を不正に受け取る者がたくさんいるから申請手順を複雑にしているらしい。私も助成金ばかり上手にもらっている会社(申請に慣れていないと絶対無理!)を知っているが、そんな会社に限って、もらった助成金を別の目的に使っているのに…。 本当に助成金を新規事業とか、研究開発費とかの目的で必要としている中小企業が受け取れない助成金って、いった何のためのモノ? 未分類